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カテゴリ: 日記
【大切な人へバトン】
マジで大切だと思ってる人10人に送る
送り主が本当に大切なら送り返す

◇名前
 色流(いろる)と書いて、カラーフローとも読む。

◇生年月日
 三月十八日生まれ。そのためよく、サイヤ人を自称しています。

◇誰から送られた?
 マイエンジェル神田さんからです。(おれきもー)

◇送り主は大切?
 もちのろんで大切です。Orangeadeは元気発信基地だと思う。

◇送り主との交流はいつから?
 コメントを神田さんからもらって、それからですね。
 文章を褒めてもらって、とても嬉しくてリンクを申し込んだのを覚えています。
 
◇送り主の性格は?
 豊かな表現力を持ったできる女性。複数のタスクを同時にこなせる敏腕マネージャーだと思う。

◇送り主とこれからも?
 よろしくお願いします。いい関係を築けたらいいなーと思います。

◇送る人はあなたにとって大切?
 汝の隣人を愛せの精神で大切にします。
 愛は与え合うもので、求め合う物ではありません。なんだそりゃ。

◇送る人に対して一言
 来年もよろしくお願いいたします。
 これからもどうぞよろしく♪

◇送る3人
 鳴上州さん
 やまづきさん
 奏さん

【相互様語りバトン】

●かっこいい
やまづきさん

●可愛い
神田さん

●変態そう
なるさん(おい)

●純粋そう
なるさん

●賢い
奏さん

●若々しい
やまづきさん

●大人っぽい
奏さん

●お暇な方どうぞーーーー



<自己紹介バトン>

{ ルールです ]

・3日以内に書く
・嘘偽りなく
・まわした人はちゃんとその人がやったか見に行く


{ 回す人5人 ]

フリーですー

{ あなたの名前 ]

色流といいます。

{ 呼ばれ方 ]

いろっちとか、そのままとか。

{ あなたの年齢 ]

にーにーです。

{ 好きなもの ]

一番は音楽、次に文字、三位は絵。

{ 今現在恋人は? ]

初音さん家のミクさんとお付き合い…………していきたいと願っても適うはずも無くrmlspkw……

{ 好きなタイプ ]

一緒にいたいと思える人、見習いたいと思える人、助けてあげたくなる人。

{ 嫌いなタイプ ]

周りの状況を察しない人。鈍感なら許す。

{ 好きな映画 ]

メンインブラック。スターウォーズシリーズ。

{ 好きな音楽 ]

尊敬できる、もしくは体、脳が反応する音楽。

{ 好きな食べ物 ]

デザートならプリン、メロンパン、チョコレート。
食事なら、カレー、とんかつ、ハンバーグ、一番はオムライス。



今年もいっぱいブログ書いたなー

バトンを回させていただいた方は、僕にとってとても大切な人です。本当に。

今年たくさんの声と、文字と、心をありがとうございました。

また来年も、仲良くしていただけたらとても嬉しいです。

この記事で今年最後の記事とさせていただけます。


つぎの更新は、僕の打ち込んだメルトの演奏をニコニコにアップできたらいいなーと思っています。


――――それでは、みなさま良いお年を。



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編集 / 2009.12.31 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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カテゴリ: 日記


最近、詩を書くことを日課にしてます。


ていうか、いいこととか嫌なことがあると、ぱっと言葉が零れてくる。

それでできた詩。





からっぽになったこころ 色を失った風景

まばゆかった思い出も くずれかけてぶらさがる


隣にいる人の心さえ わからない世界

同じ事を考えているのに すれ違う

みんな自分の事ばかり それでも

僕がここに生きる 理由がある


ふとした時の笑顔も 軽くふれられた手も

今の僕を優しく照らす になる

君と交わす言い合いも あなたがくれた言葉も

すべて 輝く




どうでしょうか。センスより、気持ちを綴っていきたい。


ここからはコメント返信。

やまづきさんへ>

すでに僕が負けてます。なので、勝てるように頑張ります。
歌詞の方向性が纏まったらお送りしますので、少しお待ちいただけますか?
すぐに完成させますので!!!!



奏さんへ>

伝えたい思い、あるかもしれません。僕と同じ様なことを考えてる人に受け取って欲しいです。
いえいえ、僕の方がいつも教えてもらっています。
「坂本龍一」ですが、東京音楽大学の教授をしてますよ、本当に(笑)
丁寧な挨拶をしていただいて、本当にありがとうございます。
こちらこそ、来年も仲良くしていただけたら嬉しいです。
奏さん、良いお年を~♪



相方へ>

ふがいないっす。俺と同い年で、頑張ってるなるさんに追いつきたい。
僕を見てくれてありがとう。君が頑張っているのを見ています。
来年もがんばっていきましょう。
編集 / 2009.12.31 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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楽曲分析
カテゴリ: 日記 / テーマ: ひとりごと / ジャンル: 日記
初音ミクを攻略するために買ったもの。

まずはバンドスコア!!クラシックも総譜ありきですし。

バンドスコア 「supercell」 supercell feat.初音ミクバンドスコア 「supercell」 supercell feat.初音ミク
(2009/09/04)
株式会社ヤマハミュージックメディア

商品詳細を見る
バンドスコア supercell 君の知らない物語 シンセサイザー&キーボードスコア・ピアノスコア付きバンドスコア supercell 君の知らない物語 シンセサイザー&キーボードスコア・ピアノスコア付き
(2009/10/27)
株式会社ヤマハミュージックメディア

商品詳細を見る


僕が一番印象に残ってる曲が「メルト」だったので、これを研究対象にすることにしました。
昨日から打ち込みを始めたんですが、今日の作業分は消えてしまいました。エラー許せない、絶対に。
バンドスコアを見たのは、僕が高校のときにHYの「AM11:00」とアイウィッシュを学祭でコピーしたとき以来です。
その時は借りたエレアコを弾いて、HYの方はラップもやりました。まあそんな事はさておき。
研究結果ですが、オルガンの使い方と、ベースドラムの組み合わせが分かってきたような気がします。
キックとスネア、ハイハットの構成も色々なパターンを覚えれそうです。
買って正解でしたよ!!

それでTSUTAYAでCDも借りてきた。DVDもついてていいっすね。
supercell (通常盤)supercell (通常盤)
(2009/03/04)
supercell feat.初音ミク

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DTMマガジンのバックナンバーも買ってきた。
DTM MAGAZINE (マガジン) 2009年 11月号 [雑誌]DTM MAGAZINE (マガジン) 2009年 11月号 [雑誌]
(2009/10/08)
不明

商品詳細を見る

DTM MAGAZINE 2009年 07月号 [雑誌]DTM MAGAZINE 2009年 07月号 [雑誌]
(2009/06/08)
不明

商品詳細を見る


上の超作曲入門はかなり参考になると思います。
下のほうは、ミミコピドリルっていうのがいい感じです。
どちらもかなり役に立ちますよ!!


そしてクラシックも買いました。
クラシックを聞くことは、かなり音楽の勉強になるので今後もどんどん買っていこうと思います。

ラヴェルのダフニスとクロエを二種類買いました。

ラヴェル:「ダフニスとクロエ」全曲ラヴェル:「ダフニスとクロエ」全曲
(2007/02/28)
小澤征爾タングルウッド音楽祭合唱団

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ラヴェル:ダフニスとクロエ全曲ラヴェル:ダフニスとクロエ全曲
(2008/02/20)
パリ音楽院管弦楽団 クリュイタンス(アンドレ)ルネ・デュクロ合唱団

商品詳細を見る


クリュイタンスの方は、やはり突き抜けた感がありました。小沢もよかったですが、緩やかな感情表現はやっぱりクリュイタンスの方が優れていそうです。

「ダフニスとクロエ」は合唱隊も付いていて、とてもかっこいいです。
僕は「日の出」がお気に入りです。第一部の「全員の踊り」もいけてます。

もう一つはこれ。
エルガー&ディーリアス:チェロ協奏曲エルガー&ディーリアス:チェロ協奏曲
(2007/10/24)
デュ・プレ(ジャクリーヌ)

商品詳細を見る


天才チェリスト、デュプレの演奏。
エルガーのチェロ協奏曲といえば、デュプレらしいので購入。

第一楽章の荒々しいソロがとてもかっこよかった。
透き通ったフレーズの中にも、混濁した感情が含まれていて引き込まれます。


そういえば、HMVでも三枚注文したので届いたらレビューしたいと思います。

とりあえず、今日の集中した1時間を返してくれ、PROTOOLS!!!
編集 / 2009.12.30 / コメント: 1 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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痛いとこ突かれた
カテゴリ: 日記
以下心の叫び



多分僕は、今人生において普通なら間違ったことをいっぱいしてる。


いつの間にか普通に生きれなくなってたんですよ。


だから、仕方ないってずっと言い聞かせて、逃げまくってます。




毎日自己嫌悪して、自虐して、自棄をして、それでも生きてる。



少しの楽しさだけを毎日求めて、楽しくない毎日をごまかして、なぜか生きてる。



僕、悪いことしてますか?遊んでますか?



何なんでしょうね。この生活は。



コントロールできる人って羨ましい。
もう僕は手放し運転で、高速を走る感じです。
編集 / 2009.12.26 / コメント: 1 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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作詞したよ
カテゴリ: 日記
わんぱん

一度保存してから聞いてくださーい。

歌だけです。あと、コーラスも適当。一番だけ。


ボカロ楽しいーーーーー


歌作るのにはまりそうです。


矛盾してるとことか、支離滅裂なとこあったら教えてください(爆)
編集 / 2009.12.26 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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いらっしゃいました
カテゴリ: 日記


お昼の2時ごろにアーティストの初音ミク様がいらっしゃいました。

みく

早速歌ってもらいましたが、中々道は険しそうです。

何がって、今まで作ってた曲が、ミクと相性が悪いのです。というかボーカルが載り難くなってるのです。

とりあえず歌詞もまとまってないので、曲作りはストップ。

歌詞を練り直して、もう一度ミクさんに歌ってもらおうと思います。


あ、今鳥の詩の歌詞をうちこんでそれで練習してます。伸ばしの声が好きだなーと思ってます。

もっと極めていくぞ。おー
編集 / 2009.12.24 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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すべてやさしいせかい
カテゴリ: 日記

ボーカロイドを使うって事は、僕が一人では絶対に出来ない曲を作れるって事なんだなーと思った。


小説を書く前は詩や歌詞を書いてました。

詩を元に音楽を作ったりして。


僕は初音ミクにただのボーカル的な役割を望んで購入した。


でも、ミクの動画を見てたら作者の気持ちやメッセージが溢れてて、それがリスナーに届いていて凄い物なんだなって気づかされた。遅いですよね。


多分、ミクがこれだけ広がったのは人々の優しい気持ちや、抑えられない感情に溢れているからだと思う。


僕も、メッセージを送りたいって思いました。

すべてやさしいせかい、というのは僕の今書いている小説の名前です。

色々な案を浮かべたんですが、一番はこれでした。

この作品には僕のメッセージで溢れています。だから、僕の半身でもあります。

そんな、僕にとってとても大切になるような曲を書きたいと思いました。


歌詞センス、磨こうと思います。


そんなわけで今からレッスン。



ワンツーパンチ


飛ぼう 上を向いて 行こう 手を広げて

飛べない鳥なら 歩いて遠くの町まで
大きな翼を広げて みんなの視線を集めて
鳴かない鳥なら 翼を鳴らしてアピール
遠くのあなたも 折りたたんだ耳を傾ける

…………

………

……


ここで止まってしまったーーーーー


ネタ切れです(ガス欠)


早くミクこーーーーーーい




編集 / 2009.12.24 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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注文した
カテゴリ: 日記

今日、家周辺の電化製品屋を周ったのだが、メグッポイドしかなかったので注文した。




VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKUVOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU
(2007/08/31)
Windows

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夕飯、ゆっくりオムライスを作ってたら焦げた。


何か胃がもたれてます。とりあえず、早く届かないかなーと楽しみにしてます。

そういえば、前の記事の動画、意外とコメントがついた。最新記事での場所どりって大事なんだなーと実感。

一番左上って待遇いいよね。
編集 / 2009.12.22 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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どうっす?
カテゴリ: 日記



今のところボーカルがないので出来がわからないんですが、結構凝ってます。



やまづきさんへ>

MIKI知ってますよ!!!!あと歌愛ユキ、氷山キヨテルってのもでるらしいですねー

以前の曲を強化してみたのですがどうですか?ミクとかの声を載せても大丈夫でしょうか;
編集 / 2009.12.21 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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みえないいとの歌詞を考えてみた
カテゴリ: 日記



Aメロ
君と繋いだこの指を 強く握って確かめた
暖かい君のぬくもり ずっと変らないその笑顔
Bメロ
コーヒーにミルクを溶かすように
いつまでも君の隣にいさせて
離れたくないよ 手を離さないで
雪が溶けても
サビ
君と過ごした優しい日々を
いつも心にしまっているの
灯した熱を絶やさないように
この気持ち守るの


二番募集中。

ちなみに歌用の「みえないいと」を作成してます。

今のところ前奏とAメロまでできた。

今度公開しマース!
編集 / 2009.12.20 / コメント: 3 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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模様替えした。
カテゴリ: 日記
大画面

模様替えしました。

ポスターは教授です。まじで渋いっす教授。
戦場のメリークリスマスとか弾いてるのかなー


画面に映ってるのは僕が考えているあるファンタジー作品の設定です。

僕は大体、同時に二つくらい作品を考えます。
現実的なものとファンタジー。
片方だけだと飽きてしまうので、バランスが大事なのです。

今までファンタジーの設定を4つくらい考えてきましたが、いい加減完成できるものを書きたいです。


ピアノ

月光絶賛練習中!!

楽譜の隣にあるのは電子メトロ。指揮者時代によく使ってましたが、今は練習のお供です。
第一楽章はかなりテンポが揺れやすいので、メトロノーム必須。動きが簡単なだけ、そういうところをしっかりすると、より良くなる気がします。
第二楽章はリズムとスタッカートが大事なので、雰囲気を大事にしてます。繰り返しが多いため、とりあえず繰り返さずやってます。指が覚えれば、一番簡単かも。
第三楽章、無理。
二分の一のテンポでやってます。それも、一ページ目から進めません。
当分完成はできなさそうですが、ちまちまやっていきます。

旧パソ
ネット用旧パソ。

ティッシュが横から出てるのが笑えますね。

あれ、何か見えました?

そうです、買っちゃいました。




はずみ


PSP3000です。

今は音楽プレーヤーとして活動中。

ソフトはWAXF(ワイルドアームズクロスファイア)と幻想水滸伝1&2を買いました。ちなみに全部BOOKOFFで揃えました。

計20000円。散財祭ですよ。

ちょっと自重します。


でも12月の給料は六桁行きそうなので、正月はもっと気をつけないとまずそう。

とりあえず、音楽系の機材で何かしら高いのを買います。


電子ドラム、またはピアノ音源、総合的なやつ。それとも初音ミクか。



こんな感じです。
編集 / 2009.12.15 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ほーむぱい
カテゴリ: 日記

あれ、そばにあると幾らでもいっちゃいません?


さて、今日は久しぶりの散髪に行ってきました。

もう、もっさもっさしてたんでね。もっさりするの嫌いじゃないんですが、さすがにバイト的にまずくなってきましたので。


まあそんな事はどうでもいいんです。

今日は2300字を2時間くらいで書いたかな。大体自己平均。

それにしても内容がクライ。




3.くどうみ夜こ

 夢。

 いつからだろうか。私が彼女と夢の中で話すようになったのは。
 夢に落ちるとすぐに、どこかわからない屋上で私は彼女と語り合う。染み一つない真っ白なワンピースを纏った彼女は、いつも優しく微笑んで、私の事を真っすぐに見つめていた。
 涼しげな眼差しは、私の心を柔らかく洗い流していく。
 雲一つない真っ青な空を背景に、私は声を聞いていた。
『空を飛びたいですか?』
 毎晩繰り返される問いかけ。私はそれを肯定する様に頷く。
 そうすると、彼女はいっそう嬉しそうに笑って私も心が満たされた。

 何度も乱暴にたたかれる扉。
 私の睡眠はこうして壊される。毎朝同じ時間にきっかり、この荒っぽいモーニングコールが耳を刺激してくれる。いい迷惑だと思いながらも、そのせいで遅刻した事はない。
 感謝すべき事なのだろうけど、私は頭を下げる気にはなれなかった。
「美弥子、いい加減起きなさいっ」
 朝からどうすればそれだけ喚き散らせるのかと私は眉間に皺を寄せた。
 机の上に置かれたカレンダー付デジタル時計を見る。曜日は土曜日、たとえ休日だとしても関係なしに私を起こそうとする母親を、一般の子供達は常識が無いと思うのだろうか。
「すぐ行くから……」
 ようやく騒音が止んで、少し遅れて目覚まし時計が鳴り始めた。次からはもう少し早く設定しよう。朝から不快な気持ちにされるより、少しでも早く目覚めた方がいい。
 ベッドから身体を起こし身体を伸ばす。ぱきぱきと身体の節々が鳴り、ストレッチの為に身体を捻ろうと思った瞬間、ある事が思い当たり捻るのを止めた。
『……また会えるのを楽しみにしてる』
 できればもう、会いたくない。私は、もうコートの上で飛べなくてもいいんだから。そして、別にやらなければいけない事が、たくさんある。
 自室を抜け出し階段を下り、一階にある居間に入った。すでに父親と弟は食事を始めており、母親は忙しそうに家事をしていた。
 自分の席に着くと、ようやく私の存在に気がついた父親に挨拶される。
「おはよう、父さん」
「姉ちゃん、ニュースニュース」
「は?」
 弟はみそ汁のお椀を片手に持ちながら、箸の先をテレビに向けていた。
「感染症、急速に範囲拡大……それがどうかしたの?」
 盛り上がりの浅い私に不満があるのか、弟は首を振りながらため息をついた。もっと小さい頃は、年上の私に偉そうな態度を取るようなら軽く頭を叩いてやれたのに、今では私を遥かに越える身長を持った弟の頭頂部を見る事も適わなかった。
「少し前に、患者第一号が死んだってニュース見なかったのか? この感染症はなー」
「はいみそ汁」
「ありがと」
 湯気が立ったお椀を受け取り、少し息で冷ましてからすする。
 一学期期末テストが終わったばかりの七月の初め、ようやくテスト週間という悪夢から解放された昨日の私は、家に着くなりベッドに倒れ込んで、制服姿のまま眠りについてしまった。結局、夕飯時に起こされて母親には制服が皺になるとこっぴどく怒られたが、不可抗力だと自分の中でつぶやいた。
 熱いみそ汁を胃の中で感じながら、次第に白熱していく弟の言葉をほとんど聞き流しつつ食事を続けると、私が聞いていない事に気がついたのかようやく喋るのを止めた。
「おーい、聞いてるか姉ちゃん」
「要するに……何が言いたい訳?」
 散々好き勝手話させた後に、要約させて話を簡潔に纏めさせるのが私流のコミュニケーション術だった。口が減らない相手に対してはよく使うのだが、親友である久坂紗知には見破られている。
「えっと——要するに、学校が休みになるんだよ」
「……」
 たったそれだけの事を長々とぺらぺら喋っていたのかこの馬鹿弟は。それに、
「休みだったら、もうすぐ夏休みが来るよね?」
「それがさ、その感染症のせいで少し早くなるかもしれないんだと」
「へぇ」
 さして興味の無い事柄だった。学校が早く終わろうが、夏休みが早く来ようが、大して自分には関係ない。夏休みにしなくてはいけない事がすでに決まっているからだ。それもとても楽しみでない方向で。
「よかったじゃない美弥子、すぐに受験勉強が始めれるわね」
 飲み込もうとしていた物が喉につまりそうになる。咽せるのを堪える為にコップを掴んでお茶を一気に呷った。母の言葉に動揺したのを隠す為だった。
 同意も何もせず、私は朝食を摂り続けた。先に食べ終わった弟は土曜日も部活動があるらしく、制服に 着替えるなりすぐに家を出て行った。一年前は私も、同じ様にバスケットボール部の練習に行っていたのを思い出す。
 違う。私はバスケットボールを辞めたんだ。
「今日は、図書館に行ってこようかな」
 ふむ、と父親が言った。そして、母親はとても嬉しそうに、それはいい考えねと頷いた。
 食事を終えて、私は二階に上がる。パジャマを脱いで、フード付のTシャツとショートパンツの組み合わせを考える。何故なら、私のタンスの中の夏服はこのパターンがほとんどだからだ。いろいろ考えるのが面倒くさい私にとって、ファッションも一つの形式があればそれでいいという考え方。
 気分で掴みとったのは、白と黒のボーダーTシャツに七分丈のジーンズだった。以前紗知に、何その囚人服と言われてひどく激昂した事を思い出す。白と黒のコントラストが、割と好きだからだ。
 一階に下り洗面所で鏡を見ると、私の嫌いな白さの目立つ肌が映った。夏が本格的に暑くなってない事も理由の一つではあるが、毎年たっぷりと日焼けをしていただけに今の白さが自分ではないみたいで、それがとても嫌だった。
 急いで顔を洗い、歯を磨き、髪を少しだけワックスで整えた私は鞄に無差別に選んだ問題集を詰め込んで、玄関を開け放った。
 光が一気に私の肌を焼き始める。少しだけ心地いい、そう思いながらもこれから向かおうとしている場所の静謐さを想像すると、あまり楽しい気分にはなれなかった。
 蝉の無く声が、少しだけ力なく聞こえた。



どうなんでしょう。女の子の気持ちってわからないから、どうしても男っぽい女になる。
まあ、工藤はおとこっぽい女だからいいのか。

あー早くこのへん書ききろう。
編集 / 2009.12.12 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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カテゴリ: 日記

みなさんの小説を書くスタイルを募集


私の環境はこうですとか、書けないときはこうしますとか、何時間連続で書きつづけれますとか、一日何時間で何文字かけるとか。



そういうのって知ることがあまりないので、知りたいです。


ちなみに僕は、一時間1000時で一日マックス10000字程度。
環境は、クラシックやゲームソング聴きながら、ヘッドホンでやってます。
書けないときは、環境を変えるといいです。喫茶店で書くのが夢です。



バトンみたいになっちゃいましたが、誰か答えてくれたらうれしいでーす。

ちなみにしんるちゅうで酔ってるからこんな調子なんでーす。


今、クラシックコーナーでこれを売り出し中。
のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編
(2009/12/09)
のだめカンタービレ

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中には曲目解説と、映画のシーン等の写真も入っており、いい感じですのでぜひ♪
編集 / 2009.12.11 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ようやく登場できた
カテゴリ: 日記
僕がずっと書きたかったキャラクターがようやく書けました。


でも、僕の理想の動きをまだしてくれない。まだ彼女の事を僕は深く知らないみたいだ。


だから、僕はもっと彼女の事を考えなければならない。

と思いましたとさ。

社会人に比べれば楽ですが、五連勤最終日前日に夜更かししてしまったぜー


明日は公募ガイドの発売日。小説の講座が少なかったら、買うのやめようかなー






 テスト週間が終わったばかりの学校は、部活動に興じる生徒以外はほとんど学校を後にしていた。
 そして僕も、前者の生徒と同じ様に、非公認な部活動である「敬音学部」に興じていた。ちなみにこのネーミングは野川義人の提案したものだ。音楽を敬い、音楽を学ぶ為の部活動。僕もこの名前は気に入っている。
 メンバーは僕と野川君の二人だけだけど、音楽教師の江ノ島譲(えのしま・ゆずる)先生に許可をもらって、誰も使っていない音楽室を使用させてもらっている。僕らの学校には音楽部がないから、僕たちはそれをいいことに好き勝手していた。
「ちょっと、楽譜借りてくる」
「……いいよなーピアノは、図書室に行けば譜面があるんだからさ」
 メタリカとか、チルボドとか置かねーかなーと愚痴を零す野川君。外見はビジュアル系だけど、ハードロッカーな彼は、いつでも速弾きの練習をしていた。ギターソロだけれどバンドスコアを買わなくてはいけないので、楽譜の代金は彼の悩みの種だった。
「頼んどいてあげようか?」
 ぴくりと彼の少し尖った耳が反応する。まずい、冗談で言ったつもりなのに、割と真剣に受け取られたのかもしれない。
「……是非、イングウェイ辺りをどうか」
 真剣なトーンで頼まれてしまった。僕はうかつな口をつぐみながら、でも頼んでみるくらいならしてみようかな、と甘い事を考えた。
「行ってくるね」
 かの有名なバッハの『トッカータとフーガ』のフレーズで送り出された。鼻から牛乳で有名なあれである。彼なりのクラシック音楽への友好の証、という事らしい。
 校舎の三階の一番端にある音楽室と図書室は直線的な位置関係にある。誰もいない最高学年の教室を横目に見ながら、少しずつ聞こえなくなっていくエレキギターの音色を感じつつ、僕は図書室に向かった。  四教室分を通り過ぎたところで、ようやく図書室に辿り着いた。
 少しだけ、心臓がどきりとした。でも、これは恋心じゃない。
 丸太の柱が扉の上下左右を囲んでいる。図書室の扉には『OPEN』の看板が下がっていた。
 ゆっくりと扉を開けると、古めかしい匂いが鼻をくすぐった。花の香りの様に気持ちをリラックスさせてくれる、穏やかな空気を吸いながら僕は本棚に囲まれた道を歩いた。
 それを抜けると、読書スペースが現れる。自習スペースとしても多くの生徒に利用されているが、さすがにテスト週間が終わったばかりの状況でここにいたいと思う生徒はいないらしい。いつもは受験生で埋まっているだけに、誰もいない事にとても違和感がある。
 それでも人がいる気配や小さな物音が聞こえてくるのは、彼女がここにいる、事の証明だと思った。
 カウンターを覗いてみる。『本を棚に返却しているので、ベルを鳴らしてください』という札が立ててあった。  とりあえず目当ての楽譜を探す為に、音楽の棚に向かった。
「……こんにちは、小島君」
 心臓が強く抉られた。
 誰もいない筈のカウンターから、いきなり声が聞こえてきたからかも知れない。だから僕は、びくりと肩を揺らして声の方に振り向いた。
「水野さん、カウンターに隠れてたの?」
 僕がとぼけた調子でそう言うと、彼女はくすりと笑って、違いますよと言った。そっと息を吹きかける様に紡がれた柔らかな声色が、僕の耳をじんわりと刺激した。
「楽譜、借りにきたんだけど……」
「もう新しい曲ですか? やっぱり小島君ってピアノ上手いんですね」
 眼鏡の奥に潜んだつぶらな瞳が、優しく潤んだ。水野初美(みずの・はつみ)は、図書委員として毎日この図書室の貸し借りを仕切っている。そして、僕のクラスメイトでもある。
「えっと、まだ弾けないんだけど、気分転換しようかなって」
「そうなんですか?」
 首を傾げる水野さんは、僕の言う事を信じていなかった。僕が音楽室で弾いている所を見られた事があるから、今更下手だと言っても嘘をついている事が明らかだからだ。
「ドビュッシーって知ってる?」
「………………ちょっとだけ時間をください、思い出しますから」
 唇に人差し指を乗せて目を閉じて考え始める水野さん。思い出す、というのは彼女がこの図書室の半分以上の本に目を通していて、知識の差に違いはあるけれど、だいたいのジャンルの知識を持っているから。だから、すぐにはわからなくても、今までに読んだ本を思い返す事で、知識を呼び覚ましていた。
「あ、思い出しました」
「さすが水野さん」
「月の光の作曲者、クロード・ドビュッシーの事ですね?」
「そう、その月の光を弾こうと思ったんだよ」
 ほっとため息をつき、胸に手を置く水野さん。そうやって何かを押し付けると、水野さんの胸の大きさが強調される為、僕は胸をどきりと鳴らして目を逸らさなければならない。
「楽譜は反対の棚ですよ?」
「あ、そうだっけ」
 僕はくるりと身体を返して楽譜の棚を凝視した。一瞬だけ、彼女の胸を見つめてしまった事を気づかれていないか、僕は少しだけ不安になりながら、ドビュッシーのピアノ曲集を探した。
「高いところにあるみたいですね」
 眼鏡を手で押さえながら、水野さんは本棚の一番上の段を見つめていた。その視線を追うと、ちょうど探していた楽譜が見つかった。さすが図書委員は、本を探すのが早いと思った。
「踏み台を持ってきます」
 僕が行くよ、と言う前に水野さんは少しだけふくよかな身体を弾ませた。
 一人きりになって、楽しかった気持ちにゆっくりと闇が溶け込んできた。
 お前に彼女と会話を楽しむ権利は無い、彼女に微笑んでもらう権利は無い、今すぐ目の前から立ち去って、そして二度とこの図書室に来るな。
 心臓がぐっと苦しくなり、僕はシャツ越しの胸に手を当てる。鼓動が少し早い、そして僕の額には汗が浮かんでいた。気分が悪いと思った。
「踏み台持って——————小島君、どうしました?」
 膝に手をついていた僕に、水野さんが声をかける。僕は、しまったと思いながらゆっくりと呼吸を戻し顔を上げる。
「何かずっと上を見てたら頭がくらっとして」
「大丈夫ですか? あんまり探すのに集中すると慣れてても気分が悪くなりますから、気をつけてくださいね?」
 僕を心配そうに見つめ、水野さんは僕の足下に踏み台を置いた。
「ありがとう、後は大丈夫だから、図書委員の仕事に戻っていいよ?」
「あ、ごめんなさい、お邪魔でした、それじゃあゆっくりしていってくださいね」
 そう言ってまた急いで駆けていってしまった。僕はそれを見送ってゆっくりとため息をつく。
 踏み台を上ってドビュッシーのピアノ曲集を抜き出す。何巻かに分かれているので、月の光が入っているベルガマスク組曲が載っている楽譜を探した。
 見つけ出して抜きだし踏み台を降りる。もう、ここにいない方がいい、早く借りて音楽室に戻ろう。
 カウンターに戻ると、水野さんは本を読んでいた。
 淡色の電灯に照らされた水野さんの横顔は、とても楽しそうな表情を浮かべていた。本当に彼女は本が好きなのだと改めて思う。
 その時間を邪魔したく無いという思いに駆られながらも、僕はカウンターに本を置いた。
「これを貸してください」
「ごめんなさい、気づかなくて…………小島君は特別ですから期限はなしでいいです。その代わり弾ける様になったら聞かせてくださいね?」
 にこっと笑う水野さんに、僕は心の底から笑う事ができなかった。
 小島君は特別ですから——————違う、他の人間と何も変わらない、と僕は思った。
「いつになるかわからないんだけど、お言葉に甘えて、大事に使うね」
「はい、本は読まれる事が幸せですから」
 本のバーコードを読み込んで貸し出しを済ませ、僕は楽譜を受け取った。瞬間、以前このカウンター越しに交わしたやりとりが、頭に浮かび上がってきた。
 僕が彼女と約束をした、自分を卑怯者に落とし込める為の免罪符を作り上げた、他の誰とも変わらぬ罪人になる為の契約を。
『小島君、クラスメイトの前では絶対に話しかけないでください、お願いします』
 彼女の言葉がよみがえる。
 強い決意と、涙に濡れたにじんだ声。言葉は更に続く。
『その代わり、この図書室でまた私と話してくれますか?』
 僕はその言葉に、何で? と返す。まるで頭の回っていない、馬鹿な台詞。僕はそんな言葉しか掛けれなかった。
 水野初美との初めての出会いは、二年の一学期にさかのぼる。お互いの顔も素性もよく知らない状態で、僕と彼女は出会った。
 その時の水野さんの苦しそうな笑顔は、今でも忘れる事ができなかった。目尻に涙を浮かべながら、手に握られた楽譜を細かく震わせながら、彼女は健気に笑った。
 そして、次の言葉は僕の頭で正常に理解されなかった。情報が足りなかったのかも知れないし、僕が自分の事で精一杯だったからかも知れない。
 事実、その時には予想も出来ない様な事が次の日にわかる事になる。
 僕はそれを知って、ようやく水野初美の言葉の真意を理解する事になる。
 記憶が明瞭にその情景を、彼女の涙顔を作り出していく。辛そうな微笑みを讃えた彼女の口が小さく開き、震えながらも優しく、悲しく、僕の心臓を震わす呪文が紡がれた。

『私は、小島君のクラスには…………いない、からです』

 僕は受け取った楽譜を持って、図書室を後にした。





序章終了。
二人の主人公と、置かれている境遇を気になる程度に情報を出しながら、書けたでしょうか。

小説の中身は感情的に。でも縁取りは理知的に、蠱惑的にあるべきです。

だから、最初って本当に技術を出し切らないと、読者がつかないんでしょうね。


水野初美はどうでした?
スペックは、眼鏡、セミロング、少しふくよかな体型、いつもは眉毛がハの字だけど、理知的な顔つき。

なるさーん、書いてー(爆)
編集 / 2009.12.09 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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カットなって買った
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シューマン:子供の情景シューマン:子供の情景
(2007/09/05)
アルゲリッチ(マルタ)

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シューマンが奥さんのクララの事を思いながら書いたという2作品。

有名な「トロイメライ」を含んだ子供の情景と、クライスレリアーナ。

子供の情景は一個一個が短いですが、それぞれ快活で可愛らしく好みでした。
軽快なアルゲリッチの奏法がマッチしている気がします。


久しぶりに漫画も買いました。
以前からお客さんが買っていくなかで、ずーーーっと気になってたやつ。

海の御先 1 (ジェッツコミックス)海の御先 1 (ジェッツコミックス)
(2007/09/28)
文月 晃

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海の御先 2 (ジェッツコミックス)海の御先 2 (ジェッツコミックス)
(2008/03/28)
文月 晃

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海の御先 3 (ジェッツコミックス)海の御先 3 (ジェッツコミックス)
(2008/07/29)
文月 晃

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何故、ラブコメ漫画は何人もの女の子と同時に恋に落ちたがる。

今作はメインヒロインみたいなのが一人いるのですが、今のところ順位が一位二位で拮抗しているので、二位の方と結ばれていただきたい。


火凛ーーーーーーーーーーーーーーー

飯上手い、ショートカットで健康的。幼馴染キャラ。

なんつーかいいです。

プレゼントもらう辺りとか最高。
ストーリーは、いきなり自分が王様だった事がわかり、急に周りが歓迎してくるという感じのよくある奴。

展開が速かったり、人格が忙しく変っていたり、シナリオを監修したらもっと良作になる気がしますが、ハーレム分だけでなんとか補っているみたいですね。

ハーレムを堪能したい方はどうぞ。


つぎはこれ。
ファムファタル~運命の女 1 (電撃コミックス)ファムファタル~運命の女 1 (電撃コミックス)
(2008/08/27)
シギサワ カヤ

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ファムファタル~運命の女 2 (電撃コミックス)ファムファタル~運命の女 2 (電撃コミックス)
(2009/08/27)
シギサワ カヤ

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まだ読んでませんが、帯を見る限り何らかのトラウマを刺激する感じがするので、落ち着いたら読もうと思います。

ラスト。
ベートーヴェン 3大ソナタ《悲愴》《月光》《熱情》 (zen-on piano library)ベートーヴェン 3大ソナタ《悲愴》《月光》《熱情》 (zen-on piano library)
(2008/01/16)
寺西 基之

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今一番弾きたいピアノ曲。
とりあえず月光辺りをがんばってみます♪

さーって、海の御先の四巻から買いに行くかーー
編集 / 2009.12.08 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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少し頑張った。バイトいってきまーす




2.こじま朝と

 嘘。
 嘘をついていた。誰かにという訳ではなく、自分に嘘をついていた。自分を騙して、言い聞かせていた。
 目の前に映るものを、見えないと言い聞かせて、耳に入るいろいろな言葉を、聞こえないと思い込んだ。僕は弱虫だ。
 自分だけがよければそれでいいって、いつの間にかそう思っている。自分に嫌な事が降り掛かる事が怖くて、見て見ぬ振りをする事しか出来ない。
 偽善者だと思う。
 周りに合わせる事は、僕の幸福なのでしょうか。人の顔をうかがう事ばかりに終始して、それは本当に僕がしたい事なのでしょうか。
 いつからか、僕の心の中はその葛藤で常に満たされていた。なぜ自分のしたい様にできないのか、何を気にしているんだと。
 僕は嘘をつき続けて、それが自分にとって仕方のない事なのだと諦めて、何も問題はないと全てをすり替えている。
 何をしている。
 ふいに声を掛けられて、僕は思考を止めた。目の前に、白と黒のコントラストが現れる。
「今日はもう終わりか?」
 グランドピアノの前で手を硬直させた僕の肩を、ごつごつとした指が触れた。
「いや、まだだよ」
 そう言うと肩から手が離れた。僕は改めて、鍵盤に指を乗せて旋律を奏で始める。単純なコード進行で繋げて、メロディもそれほどこだわらずに、自分の思う様に弾(はじ)く。譜面を用意しないで、僕は自分の好きな様に音を並べていく。そのピアノの音を背景に、高圧的な響きが室内にひしめいていく。
 僕の後方でエレキギターを掻き鳴らす野川義人(のがわ・よしひと)は、何の合図もなしに僕の伴奏に合わせて主旋律を乗せていく。ゆっくりとした伴奏に合わせて、強烈なサウンドをビブラートさせて僕の鼓膜を刺激してくる。
 どう考えても、解け合いそうに無い僕のピアノと野川君のギターが、音楽室内を埋め尽くしていった。次第に、細かいスケールを刻み始めるギターに、僕の伴奏もスピードを速めていく。十六分音符で走り回る僕の上を、さらに細かい音価で凌駕していく野川君の技術に僕は息をのんだ。
「今度はピアノで歌ってみろよ」
 声がかかった。それを聞いて僕はコード進行を展開させる。大きな盛り上がりの前の、小さな布石を置いて、揺さぶって、しかしギターはそれに素早くついてきた。
 始まる、雲を潜る。真っ暗闇の中に、小さな光を見つけて、それに向かって一気に盛り上げる。
 そして、大きな海原を見つけ、一気に高度を上げる様に、指を力強く叩き付けていく。それに合わせて、ギターは大きく音を軋ませた。歌ってみろと、言われているようだった。
 主題を提示する。単調なメロディのなかにしっかりとした輪郭を持たせた主旋律を織り込んで、僕は歌い始めた。声は出さずに、ピアノに歌わせる。
 僕は気持ちが動くままに指を動かして、身体全身で音楽を感じて、そして——ふいに手が止まった。
 エレキギターの残響だけが部屋に満ちて、そして全ての音が死んだ。
「何か、哀愁漂ってるぞ、麻人(あさと)」
「うそっ、そんなつもりは無かったんだけど」
 手をわきわきさせて、指の感覚を思い出そうとする。メロディを思い出そうとしても、何も思い出せなかった。さっきまで何をしていたんだろう。
「後さ、けっこう進行が複雑で、俺にはついていけなかった」
「ほんと? ごめん、ごめん」
 じっとつり目で睨まれた僕は、蛙の様に身動きが取れなくなった。何を訝しがっているのだろう。
「恋でもしたか? 小鳥(ことり)のくせに」
 僕は一瞬だけ野川君が何を言っているかわからなくて、少ししてあらぬ疑いをかけられている事に気がついた。
「恋なんて、した事無いよ」
 僕は野川君に背を向けて、ピアノをぽろぽろと弾きだす。ピアノを弾いていると、自分の心の中といつの間にか向き合っていて、考え事をするときにはいつも僕はピアノを弾く。
 恋をしている?
 そんな感情を考えた事はなかった。
「………小島麻人(こじま・あさと)は人にあらず」
 酷い事を言われた。恋をするという事が、特定の異性を一日中気にしていると言えば、僕は恋をしているのかも知れない。でも、あれは恋じゃないって、僕は言い切る事ができた。
 だから、恋はしていない。
「野川く…………義人は、今恋をしているの?」
「俺はもう悪い大人だから、恋なんてとっくに終わらせて、今は音楽を愛している」
 高速スケールを掻き鳴らし、ポーズを決める野川君。以前、そういう話をした時に、未だに手も繋いだ事もないと言っていたのは嘘なのだろか。多分、本当だと思うけど。
「じゃあ、そんな大人である義人に質問」
「どうぞ?」
「目の前に、とてもピンチな状態に陥っているお姫様がいます」
「……おい、それは童話か? それとも俺を馬鹿にしてるのか?」
 ピックを手裏剣の様に構えて僕を威嚇する野川君に、僕は思わず吹き出した。本当に面白い人だなーと思う。外見は、金髪長髪のビジュアル系なのに、中身は絶対に三枚目俳優か、お笑い芸人だと思う。
「続けるね、主人公はそのお姫様を助けたい、でもお姫様の周りには怖い手下達がうろちょろしていて近づけません」
「……マ○オか? その姫は、○ーチ姫だろ、手下は子○ッパだろ!!」
「質問、あなただったら、どうしますか?」
 僕は試すようにそう言った。
 真剣に話す事ができなかった僕は、変なたとえ話を交えてみた。そのせいで、会話が変な盛り上がりをみせてしまっているのは、すごく失敗したのかも知れない。
「助けるよ、普通、助けるだろ」
 それでも野川君は、僕の質問にまっすぐ答えてきた。恥ずかしいのを隠す様に、ギターをジャカジャカ弾き始める辺り、彼は本当に実直な人だと思う。
「そうだよね、簡単すぎたかな」
「ていうかだな、それ以外の答えはあるのか?」
 野川君は、多分何となくその言葉を口にしたのだと思う。それでも僕の心には、その言葉が深く突き刺さった。思わずつばを飲み込む。
 それ以外の答え。
 僕の答えは、唯一の答えとは違う。だから、僕は今間違えているんだ。
 間違えは、正すべき、という事じゃないのだろうか。
「……で、その姫はスタイルいいのか?」
「義人は、人をスタイルで判断するの? 悪い大人ってそういう意味なんだ」
 僕がからかうと、野川君はふーっと息を吐いてカッターシャツのポケットから棒付きキャンディーを取り出す。女の子がキャラクターの、有名なやつだ。
 それを口にくわえてタバコの様に構える。ほんとに、この人は大人ぶった子供だと思う。
「まあ、今は隠してろよ、いずれわかる事になるだろうが、な」
 ギャイーンとギターを鳴らし、練習を再開した野川君を見て僕はピアノに向き直った。
 得意な練習曲を弾きながら、僕は考えていた。
 目の前に、危機的状況に陥った姫がいたら、助けるのが普通。それは本当に当たり前の事だった。
 考えるまでもなくて、それは誰でも同じ風に考えるであろう事だった。
 僕は、間違っている。



まさかの書き出し。変える可能性大、だけど小島の日常はこんな感じ。
編集 / 2009.12.06 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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おーろそかに
カテゴリ: 日記
しちゃだめなので、アップ。




奥行きって何でしょうか。
なんつーか二次元を三次元に拡げる方法がわからない。

多分、小説もそう。面であって、立体でないという感じ。


コメント返し>なるさんへ

活力を出す方向がわからなくて、混乱してしまっているのです。

いいアドバイスをありがとうございます。内だけを見すぎなのは、確かに僕の作品にも当てはまると思うんです。
もう少し、外を表現できるようにしてみたいです。

僕は小説のある一場面が忘れなかったりすると、その小説がとても好きになります。

そういう圧倒的なインパクトを持った場面を描きたいと、僕は思うのです。

ロミオは読んでいると、書きたいことがありすぎて、それを小出しにしている様に感じます。

もっと、パワフルに、大作映画の様に動きまくる作品にして欲しいです。


いや、僕の妄想ですけどね;

まあ、とにかく書くのに夢中になってるなるさんが好きだ。このまま突っ走ってくれー!!
編集 / 2009.12.04 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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負けたぜ。
カテゴリ: 日記
フィーバーがあったのです。

小澤のベルリオーズとか、カラヤンの合唱とか、村治佳織のアルバムとか、日曜日はフィーバー状態でクラシックコーナーが売れまくった。それでも9枚という少なさなのですが。僕的にはテンション上がりまくりなわけです。

でも、何故か僕の推薦盤コーナーは動かず。

それでピリスは買い取ってやりました。

シューベルト:即興曲集シューベルト:即興曲集
(2007/09/05)
ピリス(マリア・ジョアン)

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ピリスのピアノは初めて聴いたのですが、何か優しい感じ。

何か息遣い?が聞こえるのは気のせいでしょうか。
結構打鍵が強いからなのか、少し気になる。

一集目の変ト長調、変イ長調の主題が綺麗。
こんなピアノ曲書く人いたんだーと、無知が露呈。
シューマンのクライスレリアーナも楽しみです。

今日はバイト先で社員の人と聞いていたのですが、やっぱりクラシックのよさは伝わりにくいのかなー

これは僕がとても欲しくて買ったものです。
ラヴェル:「マ・メール・ロア」全曲、他ラヴェル:「マ・メール・ロア」全曲、他
(2008/02/20)
パリ音楽院管弦楽団 クリュイタンス(アンドレ)

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マメールロア、マザーグースをモチーフとして作られたピアノ連弾曲。

かなりいい曲に仕上がってた。
日本人にきくんじゃないかなーって思います。。
僕のお勧めは、一寸法師と、バコダの女王レドロネット。最後のバレエ版に付け足された妖精の園もかなりいい出来だった。
マザーグースがテーマという事なのですが、あまりマザーグースを知らないのでなんともいえない;
このクリュイタンスとパリ国立管弦楽団のコンビで、ラヴェル管弦楽集が4つ出ているのですが、全部揃えてみたくなる出来でした。次は、ダフニスとクロエ全曲でも買ってみようかなーと思います。

興味を持ってくれた方がいたら、ニコ動でどうぞ。
現代の音楽を作ったパイオニアです。日本の作曲家にかなり影響を与えていそうですよ、この人は。
久石譲も、坂本龍一も、この人には足元にも及びません。僕はそれだけラヴェルを尊敬しているのです。
BGMにいいと思います。癒されたい方どうぞ。


蛇足ですが、昨日の夢で推薦盤が全部売れた夢を見た僕は、子供脳ですか、そうですか。
編集 / 2009.12.02 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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つづき
カテゴリ: 日記
何か調子が良かったので続き。

まずは二人の自己紹介がしたくて、こういう書き出しにしたのですが伝わってるでしょうか。

くどうみやこという人間が。
そこに見え隠れする過去が、興味をひき立ててくれるのだろうか。

それだけが気になります。




 と考えつつも、結局はどこに行っても退屈な事はわかっていた。
 商店街を歩いて、適当な店に入って、色々な物を見ながら、何かを思う訳でもなく、決して何かを買う訳でもなかった。
 それでも時間はあまり進んでいかない。
 全く用のない楽器屋に入ったり、本が嫌いなのに本屋に入ったり、何となくスーパーに入って安い食料品を手に取ってみたり、どれもしたくしてしているんじゃなくて、本当に何となく。
 それでも時間はあまり進んでいかない、困った。
 商店街も歩き尽くして、とうとう公園に辿り着いた。この公園は商店街内に作られた、私が唯一好きな場所だった。大して広くもなく、整備がされているわけでもない。それでも好きな理由があった。
 バスケットゴールがあるからだ。
 ここに来るのは久しぶりだった。あまりバスケットボールと関わらない様にしていたから、ここも自然と避ける様になっていたのかも知れない。
「君もひとリぼっち」
 一人で公園に立ち尽くしているゴールの柱に触れる。錆びた肌は、そこに立っている時間の長さを感じさせた。私がバスケットボールを始めた時にはあったから、だいぶ長い間ここでゴールをやっているのだろう。
 憩いの場であるにも関わらず、遊具があまりないために子供達はあまり寄り付かない。
 バスケットの練習をするには、狭すぎると言う理由で大きい子供達にも使われる事は無い。
 私に取って、一人だけで練習する為にはもってこいの場所だった。相変わらず誰も使っていない事が、今の私には少しうれしくて、少し悲しかった。ひとりぼっちだから。
 ゴールの下にあるベンチの陰に、私はバスケットボールを隠していた。それは小学校の時に買ってもらって、それからずっと使っていたお気に入りのもので、去年使う理由が無くなってから、ここに置いておく事にしていた。
 取り出して、半面コートの上で何度もボールをつく。早く突き返して大きく弾ませ、高く上がったボールを高い地点でキャッチして、そのままシュートモーションを作る。
 スリーポイントにもならない近距離からのシュート、さらにノーマークという状況は試合だったら絶対に外せない場面だった。ゆっくりと狙いを定める。
 跳躍はしないで、腕だけの力で放った。
 放物線を描いていくボールは、籠の枠に当たる事も無くコートで弾んだ。二三と弾んで、壁で弾かれて戻ってきた。私の足下にぶつかるとボールはおとなしくなった。
 筋肉が落ちているだけ。悔しくて私はもう一度ボールを掲げた。誰が見ていようと関係ない、集中して必ず次は入る様に、目一杯力を込めて。
 入れッ!!
 心の中で叫んだ。私が高校二年にバスケ部をやめてから、そこまで時間が経ったとは思えない。十年以上やってきたものが、一年にも満たない休憩で全てできなくなるなんて、そんな事は許せなかった。そんな筈はない、私はまだ、バスケットボールが出来る。出来るんだ。
 次はリングにぶつかって、コートに叩き付けられた。非力になったわけじゃない、筋肉が落ちたからって、ゴールまで届かなくなる事がある筈が無い。
 もう一度、もう一度と、何度もボールを放り投げた。それでもリングに何度でも跳ね返されて、一度もボールがくぐる事は無かった。
 膝に手をついて、激しくなっていた呼吸を整えた。ほとんど同じ場所から動かずに、シュートをしているだけなのに、私の身体はそれだけの運動で悲鳴を訴えてくる。どうしてしまったのだろうか、これじゃあ二度と私はコートの上に立つ事ができない。
 一本もシュートが入らない事が恥ずかしくてたまらなかった。そんな事、今まで一度だってなかったのだから。
 もう一度ボールを構える。そして、足下を確認した。履いているのはシューズではない、ただのスニーカーだ。これで固いコートを蹴ったら、身体に強い反動がくるだろう。それでも――
 私は一本だけでもシュートを決めないと、ここから抜け出せなくなっていた。
 集中して、コートに何度もボールをつく。コースを決めて、歩数も確認して、レイアップシュートを決める準備を整える。
 レイアップで、私が外すわけないんだ。
 駆け出した。夢中で駆け出して、ゴールを望んだ。ジャンプ。私は背こそ高くは無かったが、ジャンプ力には自信があった。高いディフェンダーの手を越えて、籠だけを見つめてボールを流し込むだけ。
 それだけの筈だったのに、なぜか大きな物体にぶつかった。ディフェンダー? さっきまでそんなものいなかった筈だ。いや、ずっと一人で練習していたのに、誰かがいるわけない、それなのに。
「美弥子ちゃん、一体何をしているんだい?」
 ボールがコートを跳ねていく。
 私の身体は誰かに抱きとめられていた。それが誰なのかは、さっきの声から推測して何となくわかっていた。なぜ、わざわざこんな場所で出会ってしまうのだろうと、神様を恨んだ。
「皆実(みなみ)先生……」
「それ以上は、身体に障るから止めておいたほうがいい」
 急に全身の力が抜けて、私はコートに尻餅をついた。
「家まで送ろうか?」
 優しい表情の先生は、私に手を差し伸べてくれた。久しぶりに会った先生は、私が通院していた時とあまり変わっていなかった。高い身長が、私に羨ましいという想いと、安心感を与えていた。
「いえ、大丈夫です……」
「そう」
 先生はそう言って、コートの上に転がっていたボールを拾い上げた。
「せっかく、久しぶりに会えたっていうのに少し残念だったよ、これは君の元主治医として預からせてもらうから」「あ――――はい……」
「それじゃあ、また会えるのを楽しみにしてる」
 いつの間にか日は暮れて、先生は白衣を夕日に染めながら帰っていった。私は一人コートの上に取り残されて、何も出来ないまま呆然としていた。
 皆実先生は買い物の帰りだったのだろうか。そんなどうでもいい事を考えていた。この商店街に居を構えている先生の自宅、皆実病院にはしばらく通った事があった。だから、そんな場所でバスケをしていたら、先生にばれるに決まっているじゃないか。
 私は馬鹿だ。
 商店街の時報が鳴り響く。誰もが家に帰りたくなるメロディが流れるが、私はそんな気持ちには浸る事ができない。もう帰っても何も文句を言われない時間になった、と思うだけ。
 テストが終わったばかりだというのに、私の身体は重く、何の開放感も感じられない。
「空が飛べたら、いいのにな」
 身体を真っ赤に染めて、私は空を駆け回るのに。
 重力は私を離さない。
 私は力なくも立ち上がり、先生と同じ帰路についた。



 これを書きながらクラシック聞いてます。
 クラシックはいい、心を落ち着かせてくれます。曲によりけりですが。
 今聞いているラヴェルの管弦楽版マメールロアは、とてもゆったりとした気持ちにさせてくれました。

 カップリングしている、高貴で感傷的な円舞曲の管弦楽版も結構いいです。
編集 / 2009.12.02 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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ちょっと執筆復活
カテゴリ: 日記
どうなのよ。こういう小説ってと思いながら書いた。
深く感情を込めて、精緻に書いたつもり。
僕は物語に入って、登場人物になりきって書くタイプなのですが。

工藤美弥子はどうですか?



第一章「ジャンプボール」

1.くどうみ夜こ

 重力。

 重力を感じていた。頭からつま先にまでかけて重くのしかかるそれを、恨めしく思う。どうしてこんなにも体は重たいのだろう。
 自分が人より重たいとはあまり思わなかった。むしろ、自分が軽い事に嫉妬される事の方が多かったと記憶している。何事も過ぎる事はたたかれる原因になる、と身を以て知っていた。
 それでも、私はいつからか重力について考える様になっていた。重たい、足をアスファルトに縫い付ける圧力を。  空を睨んだ。
 誰の目にも映る事の無いそれは、今も私の顔に降り注いでいるのだろうか。目映く照らす太陽光が、見つめ続ける事をさせてくれない。
 空は青かった。青空は誰が見ても清々しいものであるはずなのに、今の私にはとてもそうではなかった。遠すぎる。
 重力に縛られた私には空にうつる全てが遠かった。手を伸ばしても一生届く事の無い、私と空には壁があるから。 「そらをとびたい」
 ずっと考えている事だ。
 この世のどこかに、空を飛ぶ事を叶えた人はいるのだろうか。多分、それはいないのだと思う。体に風を感じながら、空を自由に飛び回る権利を人間は持っていないから。
 全てこの重力のせいだ。人間という身体のせいでもある。
 鳥になれれば、そんな事を考えた事もあった。それでも重力は感じるのだろうけど、今よりこの世界を好きになれる気がした。
 窓を見る事が多くなったのは、いつ頃からだろうか。
 鳥はいつでも窓の向こうで優雅に舞っている。時々、私の目の前に現れて羽を休めているのを見ると、鳥が私に『一緒に飛ぼうよ』と言ってくれている様な気もした。全てが妄想で、最初はばかばかしく思ったけれど、今では割と本気でそう考えている。
 ふいに、チャイムが鳴った。
 想像の世界から一気に引き戻され、私の目の前にほとんど白紙のままの答案用紙が現れた。書き込みがあるのは、記号か数字だけ、つまり運でも当たる問題だけという事になる。今の時間は大嫌いな英語の時間だった。
 本を読む事自体が苦手な私は、英語という中学生の時に出会ったときに相性が悪いだろうなと思った。高校に上がって、絶対に打ち解ける事はできないだろうなと思った。
 後ろから答案用紙が回ってくる。それに私の酷い答案用紙を重ねて、前の人に回した。一瞬前の席の佐木さんが私の答案を見た、そして呆気に取られ、何かに納得したかの様に普通に戻ってそれを受け取った。
 悪いか。私は頭が悪いんだ。
 そう思って机にうずくまる。テストという物はどうしてこんなにも苦痛なのだろう。勉強が苦手な私にとって、それを試される事は拷問に近かった。
 そんな事を考えていると、周りが一気に騒がしくなる――――また始まった。
「あの問題、絶対に誰も解けないよねー」
「え、私解けたよ? あけちゃんは自分を基準にし過ぎだって」
「あ、ひど」
 そんな話がクラス全体で浮かび上がる。これはいつも通り、いつでも始まる恒例行事の一つだった。何が楽しいのか、さっぱりわからないけれど。
 それらを冷めた視線で見ていると、そのいくつもある群れを押しのけて、私の友人が現れた。久坂紗知(くさか・さち)、女子バスケットボール部を高校一年から三年まで一緒に続けた、そういう繋がりの友人だ。快活そうな顔と、平均よりやや背が高いせいで年下の女子にも人気が高い。
「みやこ、どうだった?」
 さちも、周りと一緒の話題で私と話すつもりらしい。精一杯の笑顔が、私の胸を抉った。言いながら、さちは長い髪をうっとうしそうにかきあげた。
「いつも通り、全然駄目だったわよー、さちは良かったんだろうけど」
「私も、そんなに良くないって、ね、そんな事よりさ、今日はこの後空いてる?」
 即答しようとしたが口が止まった。
「……えっと、無理にとは言わないんだけど、部活見に行かないかなって」
 そして提案された内容に、とてつもない拒否反応を私の脳は示した。行きたくない、会いたくない。そう心の声が言う。 「ごめん、昨日一夜漬けしたからあんまり寝てないんだ、だからまた今度ね」
 さちの顔を見ながら嘘をつける自信がなかった。私は、机の上に載ったままの問題用紙を見つめながら、さちの誘いを断った。
「また一夜漬けしたの? じゃあ、今夜はしっかり寝ないと、ね」
「うーん、家帰ったらすぐ寝るー、そしたら次の日になってたりして」
 そんな冗談で場をごまかして、いつの間にかやってきた教師が騒いでいる生徒を制し始めていた。さちはそれを見て、じゃあねと言って席に戻っていった。
「せんせー、あのテスト難しく作り過ぎ」
「これからは授業ちゃんと聞くんだな、そうすりゃ八割はとれる」
 生徒と教師が軽口を叩き合うのを聞きながら、私は鞄に問題用紙を突っ込んで、机の上に置いて枕にした。
 一年生から使い込んでいた、バスケ部でも使っていた私の鞄はとてもぼろぼろになっていた。他の女の子が持っている様な、ブランド物の鞄ではなく、学校で支給された、地味な紺色の肩掛け鞄。アルバイトをやっていた訳でもなく、お小遣いもどんどん削られている私には、そんな自由も無かった。
 別に興味も無いけれど。
「じゃあ、テストが終わったからといって、羽目を外しすぎないようにな、委員長」
「きりーつ」
 挨拶が終わって、生徒達は様々なグループに分かれて雑談に興じ始めた。私の方に駆け寄ってくる久坂紗知は忙しそうにしていた。
「えっと、美弥子、また来週遊ぼうね、夏休みも予定あけといてよ?」
「うん……」
 忙しそうに帰っていくさちを見て、多分大切なやくそくが出来たのだと理解した。さきほどまでは何の化粧もしていなかったのに、今のさちの顔にはうっすらとメイクした跡があった。教師のわずらわしい話を聞きながら、隠れて化粧したのだろう。
 さちに彼氏ができてから、一緒に遊ぶ事などほとんど無くなった。
 だから、友達付き合いを広くしてこなかった私には、他のクラスメイト達とのつながりがあまりにも細かった。
 ふと、誰かに見られている様な気がした私は、その方向を見た。保健委員をしている、香田緑(こうだ・みどり)だった。
 私が首を傾げると、香田さんは小さく胸元で手を振って教室を出て行った。口元が、工藤さんさようなら、と言っている様な気もした。
 バスケ部時代に、よく傷の手当をしてもらった事だけが香田さんとのつながりだったのだけれど、香田さんはよく挨拶をしてくれる。
「じゃあね、香田さん」
 私は出て行った後の香田さんに声を出した。聞こえていないかも知れなかったけれど、私はそれでいいと思った。
 さてと、門限までなにをしていよう、と私は考えた。
 家に帰ってすぐに寝たりしたら、母親に何を言われるかわからない。落ちついて何かをできる環境が、家にはない。
 とりあえず教室を出た私は、暇をつぶせる場所を頭に浮かべながら廊下を歩いた。




こういう工藤を好きになってくれる人はいるのか怖いですが。
久しぶりに書いてもこんな感じな工藤なのでした。
編集 / 2009.12.02 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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久しぶり
カテゴリ: 日記

軍資金の振り方に悩んでいます。

音を買うのか。

買うとしたら何を。ピアノか、その他か。


でも雑費にも使いたい、みたいな欲求も出てきた。


はー、悩む……



序幕



「僕は優しくなんかない、ただ怯えて上辺を繕っただけの、偽善者です」

 その声は、ひどく震えて、それを聞く者の心を揺さぶった。
 表情は読み取れない。なぜなら二人は互いに背を向けて、誰もいない方向に話しかけていた。それでも声は通(かよ)った。

「私は…………全てを拒絶した、でも本当は、全部が良くなればって、ずっと願ってた」

 もう一つの声がした。涙がとけて、にじんだような淡色の声。
 言葉が本当に心へ届くためには、それが真実である必要がある。今この言葉を受け取った者は、その声にひどく心を揺さぶられた。それは、言葉が真実だという事を、証明しているのかもしれない。

「守りたい、助けたい、力になりたいと本当に思っています、それでも僕はそうする事ができない、臆病者です」

 手を強く握りしめる。自分にない力を精一杯誇張するかの様に、目一杯の力を込めて握りしめる。

「どうしてって、何でっていつも思ってた、私は何も悪くないからって。私は――――全てを人のせいにした」

 鼻をすする音がした。その声の主(あるじ)は既に泣いているのかも知れなかった。

『だから、今、ここに誓いを立てます』

 二人の声がそろう。これは予め決められた、儀式のような物だった。自分が自分を裏切らぬ為の、そして相手を裏切らない為の。

「僕は、必ず彼女を守ります、全ての悪意から彼女を救い出します」
「私は、全てを元通りに、悪い事がどこにも残らない様に」

 宣誓は終わった。
 約束が結ばれた。これで二人は、果たさなくてはならない事ができたのだ。

 決して変わる事の無いと思っていた日々を、劇的にかえる為の変化が必要になる。
 それは今までの二人にできなかった事。

 二人の心臓は未だに速い鼓動を休めない。その言葉がどれだけ自分に苦痛を強いる事になるのか、理解しているから。

 物語は、二人が初めて出会う場面に遡る。




こんなものがたり。書き出しはこうしようと思いました。

編集 / 2009.12.01 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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