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めっさ久しぶり
カテゴリ: 日記
こじまくどう
友人に触発されて。





「あんたそれ、3秒以内にネットくぐらせないと爆発するよ」
「えっ…」
 平坦な調子ながら怒気を孕んだ工藤美夜子の言葉に、ボールを構えて動けないでいる小島麻人は背筋が震え上がらせた。
「3、2、1」
「…」
 ぷるぷると腕を振るわせる麻人は、刻まれるカウントに合わせる様に心臓を鼓動させた。
「………早く爆発しなさいよ」
「ちょっ…」
爆発する筈はない。それは最初から分かっている事であったが、麻人には催促が美夜子の我慢の限界に感じられた。それが怖かったのだ。
 静まり返る体育館。二人しかいないその密室は今、勇気のない自分のせいでただならぬ怒りに包まれている。
 声を出せばそれまで。
 もうこの場は麻人がボールを投げる事(ゴールに入る事は二の次で)でしか収まる事はなかった。
「てやぅ・・」
 恐ろしい程に脆弱な掛け声と共にはじき出されたボールは、高々と浮かび上がり綺麗な放物線を描いて落下した。それはバスケットボールと長年付き合ってきた工藤美夜子でも驚嘆せざるを得ない。

 なぜなら――――――――ボールは美夜子の頭目掛けて急降下してきたからである。

 立ち居地で言えば、美夜子は麻人の1mほど後方。
「………………もう自爆してくれ」
 受け取るのも億劫と見受けられる陰鬱な表情の美夜子は、ボールを難なくキャッチしたかと思うとすぐさまシュートモーションに入り、しかし打たなかった。
「初めて見た、ゴールの反対方向にシュートした奴、あんた稀少価値あるから喜びなさい」
「全く喜べないんですけど……」
「今までの授業で、あんたは何をやってきたのよバックパス?相手も驚いたでしょうね、シュートかと思ったらボールが後ろに飛んでいくんだから」
 呆れ果てたという表情の美夜子は、つらつらと麻人に対する苦言を吐き出している。
 そのたびに、数々のトラウマを刺激され貫かれていったのは言うまでもない。
「……すいません、今日中にネットくぐらせたら、許してもらえませんか」
「今日中?一年の間違いじゃなくて?ってごめんごめん、言い過ぎた謝る」
 蒼白な顔を一層白くさせた麻人に見かねて、美夜子はようやく目つきをやわらかくした。
 普段から鋭い目つきをしているせいか、目元をやわらかくした美夜子は女神の様に美しく見えた。麻人は肩に乗った重責がするりとどこかに抜けていくのを感じる。
「出来ない事を、出来る様にするってさ――――それって進化だと思うんだ」
 美夜子は急に静かな調子で言った。
「だって、言葉を話せる様になった人間だって、何十年、何百年もかけてそうなったんでしょ?」
 無言でうなずく麻人。
「だからね、私たちは出来ないなりに、出来る振りをすればいいんだよ」
「出来る振り…………ですか」
「そう、みんなそれが凄く上手いんだ。だからいつの間にか自分だけ取り残されたって思っちゃうの」
 ボールを突きながら、何かを頭の中に浮かべながら美夜子は続ける。
「私は、小島君に出来る様になれとは言わないよ。だけどね、出来る振りだけなら気持ちで何とかなる」
「振り…………ですか」
 心に何かが引っかかる麻人は、遠くを見ている美夜子を見つめた。
 本当にそれでいいのだろうかと、麻人は自問した。

「振りが上手にできたらさ、意外と出来る様になったりするかもね?」

 美夜子は麻人にパスをした。真っ直ぐ飛んでくるそれを腕と腹を使って手から逃げないように捕まえる。

「なーんて、説教はここまで。あんた今日中に一回入れるって約束忘れてないわよね」
「!」
「今日中に入れなかったら、罰として好きな子に告白してきなさいッ!」
 気持ちのいいほど邪悪な笑顔で麻人を指差す美夜子。
「なんで、勝手に!」
「それで玉砕して今度こそ爆発するために決まってるじゃない、嫌だったらすぐ入れろ、今すぐ入れろ」
「てゃいぃ」
 今度は垂直に放り上げてしまう麻人、重力にしたがって落ちてくるボールに当たる事でさえ、想定の範囲内なので美夜子は眉一つ動かさない。
 そしてやはり麻人はそれに直撃するのであった。

「もう地球ごと爆発しろ」




すっげー疲れた。脳使った。やっぱり物語をつむぐのって楽しい。

でも、地の文に個性がないなーと思った。小説って難しい。
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編集 / 2011.10.17 / コメント: 4 / トラックバック: 1 / PageTop↑
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